ponkotu-papaのブログ

バツイチパパの日常を気の向くままにつづります

エアコンについて 12

ここからは、新しくエアコンを購入する時の参考にでもしてもらえそうな話を書こうと思う。

ただ、あくまでも『俺が売り場に立っていたころ』の話、つまり数年前の情報なので、最新情報とは多少の差異があるかもしれない、と言うコトを今後の数回分、ご了承いただきたい。

 

 

 

まずエアコン売り場に行った時、メーカーの人が付いてもお店の人が付いても、一番最初に訊かれるのが『エアコンを設置する部屋の広さ』だと思う。あと、鉄筋か木造か、最上階かそれ以外か、南向きや西向きか、日射の有無、天井の高さや吹き抜けかどうか、など部屋の条件についてのあれこれ。

部屋の広さやその他条件に関しては、購入するべきエアコンのパワーの選択に関わるので間違えないようにしたい。ここでパワーの選択を間違えると残念な結果になる。

仮に部屋の条件に対してパワーが小さいエアコンを選択すると、エアコンは常にフルパワーで最大に電力を消費し電気代がガンガン上がるワリに、冷暖房がぜんぜん効かない、なんてコトになる。

反対に、エアコンのパワーが大きすぎると、今度は冷暖房が効きすぎ、やはり無駄に電気代が上がるコトになる。

でもまぁ、こーゆー極端な事態にはならないように、キチンと説明してくれると思うんだけど。

 

個人的には、店頭でオススメされるパワーの、一つ上のパワーがオススメかな。機械的に余裕を持って運転できるからね。その分、お値段も少し上がるから、お財布が許す限り、なんだけど…。

 

メーカーの人にしてもお店の人にしても、『売る』と言うコトはすっごく大事だし、ソレがお仕事ではあるんだけど、だからと言ってお客に不必要に高いモノを売り付けるワケではない、と思う。少なくとも俺はそうだった。

だから、もしも店頭で「こちら(想定していたモノより高額)の方がオススメですよ」と言われたら、「ちっ。コイツ高いモノを売り付けようとしているな」と思うのではなく、キチンとその理由を説明してもらおう。案外、目からウロコな理由であったりする。その理由に納得出来なければ、その時に断ればいいだけだ。

 

 

 

例えば実際に俺が接客したお客で、「一番小さいエアコンでも、ずっと動かしていれば、どんな部屋でもいつかは冷えるんだろう?」と言う人が来た。

話を聞く限り、一番小さいエアコンでは到底追い付かない条件の部屋である。上記のように、冷暖房は効かず、やたらと電気代だけかかるだろうと、容易に想像できた。

以前にも少し書いたけど、最近の住宅は非常に高気密高断熱になっている。しかし、だからと言って外気の影響がゼロになるワケではない。また、日本の法律で、ある程度の時間で部屋の空気が自然に入れ替わるように定められており、住宅もそのように設計がされている。完全に密閉空間になると、中の人が窒息しちゃうよね。

要するに、外気の影響で室温が上がる速度よりも、エアコンで室温を下げる速度の方が上回れば、いつかは部屋は冷える。この『室温を下げる速度』が速いのが、パワーの強いエアコンである。

パワーが弱いエアコンだと、フルパワーでの運転時間が長くなり、強いエアコンだとフルパワーの時間が短くなる。当然、フルパワーは電気の消費が大きいので、その時間に比例して電気代が高くなる。

こう言った内容を図に書いて電気代についても説明し、納得してもらえたようで、部屋に適した、パワーの強い機種を購入いただいた。

 

また、別の若いカップルのお客では、新築の家に付けたいと言ってきたのだけど、その建設会社から聞いた説明、と言うのに驚いた。

「うちが建てる家は非常に高気密高断熱なので、12畳の部屋に6畳用のエアコンで充分ですよ」と言われた、とか…。

思わず、その建設会社、詐欺とかブラックなんじゃないか?と心配になったくらい…。いや、ま、言わなかったけどさ。「もうすぐ入居」だと嬉しそうな2人に、ケチを付けるコトなんて出来ない…。

「とりあえず、その部屋にそのパワーは無理。どうしてもと言うなら設置はできるが、冷暖房の効果は保証できない。もう一度その建設会社に説明をしてもらって、なんなら一筆書いてもらって来て」と言うような説明をしたと思う。当然、そのカップルはなにも買わずに帰っていった。

 

 

 

なにが言いたいかと言うと、繰り返しになるんだけど、メーカーの人やお店の人が高いモノをススメるのには、なにかしらの理由がある、と言うコト。なので、納得できるまで説明をしてもらおう。

そりゃ中には、高い機種をススメた時点で怒って帰る人もいたけどさ。たぶん、そーゆー人って、目先のコトだけしか見ずに、結局は電気代などトータルで損な買い物をしているんだろな、と思う。

 

【高いモノをススメて来るのにはそれなりの理由がある。しっかり理由を聞いて、納得できれば購入すれば良いし、納得できなければ断れば良い。最終的な選択権はお客側にある】